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Interview 003 遠山道男

PROFILE

1949年高知県四万十市片魚生まれ
有機合鴨農法に12年前から取り組む
四万十市市議会議員 平成13年当選 現在2期目
東富山安全食材生産部会 代表
東富山交流促進部会 代表
東富山を守る会 理事

「地域を守る・創る」
有機合鴨農法でつくった無農薬のお米

「安全・安心な食の提案」― 今では当たり前になってきた食の分野でのキーワード、みなさんも一度は耳にしたことがあると思います。今回は四万十市の中山間地区にある東富山地区で、合鴨農法による無農薬有機米を生産している「遠山道男さん」にお話を伺いました。
遠山さんの生産する有機米は、同市内にあるオーガニックマーケットや県外の業者等へも卸しているとのこと。完全無農薬になると慣行栽培と比べて収穫量が約3分の2ほどに落ちてしまいますが、それでも子供たちの体を考え、食育という点からも必要との思いから有機栽培での生産を続けています。
そして、遠山さんが有機栽培にこだわるのにはもう一つの大きな理由が。「今は地域の過疎化も進み、この東富山地区でも農家の件数が減っています。そのような中で農業でも十分生活が成り立つという形を追求したいのです。」力強くそうおっしゃる遠山さんは四万十市の市議会議員としても活躍されており、さまざまな会や市の事業にも力を注いでいます。現在高知県が推進している産業振興策・雇用促進対策などに関連し、官・民・学が一体となって地域を元気にするための対策に取り組んでいます。
地域活性化のカギは、遠山さんのように地元で頑張っている方なのだと再認識。「食」を通した地域の再建化、安心・安全のその先は何なのか…。混沌とした日本経済の波に翻弄され、地方にとっては今が苦しい時ですが、ピンチの時こそチャンス。有機農法で地域を守り、新たな道を切り開こうとしている遠山さんは、まさに地域愛あふれるお方でした。

インタビュー一覧
  • 濱岡大輔
  • 山下益夫
  • 大倉美知子
  • 多田さやか
  • 土ヶ内美智子
  • ロギール・アウテンボーガルド
  • 遠山道男
  • 森健志郎
  • 山下一穂